このページではグラフィックAPI・Vulkanの使い方を順繰りに、出来るだけ分かりやすく(筆者自身の勉強の意味も込めて)書き連ねていく予定です。人間が書くもんじゃねえと多くの人に言われているAPIですが、人間が書くもんじゃないです。それでも頑張れば割とどうにかなるのでやっていきましょう。
このシリーズでは4章までで「三角形の表示」、8章までで「3Dモデルの表示」を目標とします。
使う言語はC++です。Vulkanは古風なC言語のAPIですが、幸いにしてC++向けのラッパーライブラリであるVulkan-Hppが存在するのでここではこれを使用していきます。このVulkan-Hppは今の公式SDKだと既に同梱されるようになっているので別途持ってくる必要はありません。
一応基本的なC++の知識は前提とします。
また、Vulkanはプラットフォーム非依存のAPIなので基本的にはOS関わらずやっていけると思いますが、筆者の環境がWindowsなのでたまにWindows特有の話が入るかもしれません。