スイッチ操作不要のTWE-Lite書き込み機を自作する
TWE-Liteという無線マイコンモジュールがある。みんな大好きESP32より値は張るが、μAオーダーの超低消費電力が持ち味で、乾電池で年単位の稼働が見込める。こうした芸当はESP32やRaspberry Pi Pico Wなどには出来ない。競合としてはnRFマイコンなどが挙げられるだろう。

(画像は秋月電子より)
TWE-Liteにファームウェアを書き込む場合には専用ライタを使うのが確実だが、ライタの中身はFTDI社のUSBシリアル変換ICなので、少し知識のある人であれば簡単に自作できる。配線例が公式にもあるので恐らく公式も認めたものだ。(リンク)
一方でこの配線による非公式ライタの場合、書き込む前にリセット端子とPRG端子を手動でポチポチする必要がある。公式のライタならば要らない操作だ。
一体どうすれば公式のライタ同様に、挿して書き込んで抜くだけという開発体験を手に入れられるのだろうか?この疑問を解くため調査隊はジャングルの奥地に向かった。

