エルミート形式(二次形式)の直感的解釈
線形代数の世界ではエルミート形式(二次形式)と呼ばれる形の式がある。
$$ \mathbf{x}^\ast \mathbf{A} \mathbf{x} $$
ここで$\mathbf{x}$は通常の縦ベクトル、$\mathbf{A}$は正方行列である。
$\mathbf{x}^\ast$は$\mathbf{x}$の随伴(転置して複素共役をとったもの)を表す。
量子力学におけるブラケット記法で演算子を挟み込むやつなんかも中身はこれである。割と色々な場面で出てくる式なのだが、これの直感的解釈について。